財形貯蓄を解約。でもなかなかいい制度だと思う

数年前から会社の財形貯蓄制度を使っていたのですが、会社の転籍に併せて解約することにしました。

近日中に口座に入金される予定です。

なぜ財形貯蓄をやめたのか?

身も蓋もない言い方をすると、「新会社に財形貯蓄制度がなかったから」です。

まあ、お願いすれば新設してもらうこともできたみたいですが、会社と銀行との契約から始めなければならないらしく、手続きに時間がかかるそう。

また、財形貯蓄の利点である「利子の非課税」も、このゼロ金利時代では有って無いようなものですし、担当事務の人にもiDeCoの利用をお薦めされました。

そこをゴリ押ししてまで財形貯蓄にこだわる理由もなかったので、さっくりと解約手続きをしてきたというわけです。

財形貯蓄をやってみた感想

あまり自発的ではない理由で終了してしまった財形貯蓄ですが、制度としては悪くないと思っています。

今の時代、確かに金額上のメリットはほぼ無きに等しいです。

しかし、特に日々意識することなく、いつの間にか大きな金額が貯まっているというのは、自力で貯蓄する習慣ができていない貯蓄初心者にとってはとても重要だと思うのです。

年に何回か残高の通知が来るのですが、どんどん大きな金額が貯まっていくのを見ると、なんとなく自信がついてきます。

「自分にも、まとまった資産を作ることができるんだ!」という自信です。

積立額も基本的にいつでも変更できるので、無理のない範囲で続けられますし、ものぐさな人ほど最初の設定金額でほったらかしにして、どんどん額が膨らんでいきます。

これはぜひ新社会人の方に利用してほしい制度ですね。

最初は小さな額からでもOK。

投資信託の積立でもいいのですが、いきなりリスク商品に手を出すより、単純に貯金していく無リスクの仕組みのほうが始めやすいと思います。

早いうちに、お金のフローとストックを管理する意識を付けておくのは非常に有益です。

私ももっと早く、この制度のことを知りたかった!

(最初に就職した会社では説明された覚えがない……)

iDeCoの利用を検討中

財形貯蓄に回していた額は、毎月の投信積立に回す予定です。

今投資している投信の積立額を単純に増やすというのもアリなのですが、そろそろiDeCoの利用を本格的に検討してみようかと思っています。

いままではとある事情により、iDeCoは避けてきたのですが、まあそろそろいいかな、と。

そのあたりの話はまた別のエントリーにまとめます。

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