各インデックスファンドの5月末の基準価額が出ましたので、最新のPRS投資シグナルを公開します。
PRS投資については以下の記事を参照してください。
※こちらの記事に記載ミスがありました。
「平均リターン順位」の計算で「3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月単純移動平均」とあるのは、
正しくは「...
2018年5月末時点のシグナル
5月末時点でのシグナルは以下のようになりました。
順位 | クラス | シグナル | 加重平均リターン | (参照銘柄) |
---|---|---|---|---|
1 | 海外リート | SELL | 3.98% | (ニッセイ グローバルリート インデックスファンド) |
2 | Jリート | BUY | 3.65% | (ニッセイ Jリート インデックスファンド) |
3 | 先進国株式 | BUY | 1.52% | (eMAXIS Slim 先進国株式インデックス) |
4 | 日本株式 | BUY | 1.06% | (ニッセイ TOPIX インデックスファンド) |
5 | 日本債券 | BUY | 0.38% | (eMAXIS Slim 国内債券インデックス) |
6 | 先進国債券 | SELL | -1.78% | (eMAXIS Slim 先進国債券インデックス) |
7 | 新興国株式 | SELL | -3.98% | (eMAXIS Slim 新興国株式インデックス) |
8 | 新興国債券 | SELL | -5.12% | (eMAXIS 新興国債券インデックス) |
1位の海外リートクラスはSELLシグナルのため、今月はJリートクラスのみ購入対象となります。
よって、国内株式を売却し、Jリートに投資資金を一本化します。
相場私見
以前に懸念したとおり、3月以降、強力なトレンドがなかなか生まれない不安定な相場になっています。
このような環境ではリターンを産まないトレードが頻発するため、レラティブ・ストレングス戦略にとっては好ましくないのですが、ここは我慢のしどころです。
また、リートクラスは株式に比べるとボラティリティが高く、ここに資金を集中させるのはそれなりにリスクが高くなります。
ただし、バックテストによる検証において短期間で運用益が膨らんだケースではリートクラスの貢献が大きかったのも事実。
実際、この2ヶ月の間もJリートのおかげでプラスリターンを積み増すことができているので、今後も期待したいところですね。