前回から随分間が空いてしまいました!
ひさびさの運用報告&資産状況の公開です。
投資先別の月次利回り
以前は前月からの投資額の推移を並べる形式にしていましたが、空白期間が長くなったので月次の利回りをグラフ化して公開します。
数値は、各月の資金投入日を基準とした修正ディーツ法で計算しています。
そのため、公式サイト等で公開されている商品としての利回りとはズレている可能性があることをご理解ください。
投資先の比較をすると、まず平均利回り(幾何平均)が
セゾンバンガードGBF(2016/9~2019/10):+0.62%
ひふみ投信(2016/9~2019/10) :+1.35%
PRS(2017/8~2019/10) :+0.56%
となっていました。
PRSだけ期間が短いので、比較のために期間を2017年8月以降で揃えると
セゾンバンガードGBF:+0.32%(年率 +3.91%)
ひふみ投信 :+0.44%(年率 +5.41%)
PRS :+0.56%(年率 +6.93%)
となります。
いずれも今のところプラス圏を維持していますが、昨年後半の市況悪化が全体のパフォーマンスを押し下げているのが見て取れます。
また、投資期間中で最も大きな(一ヶ月での)マイナスリターンは
セゾンバンガードGBF:-5.65%(2018/10)
ひふみ投信 :-13.6%(2018/12)
PRS :-8.51%(2018/10)
となりました。
PRSはセゾンのバランスファンドほどではありませんが、下落幅を抑えられています。
一つ注目したのは2018年12月の成績です。
セゾン、ひふみ共に大きくパフォーマンスを落としたのに対して、PRSは-0.95%と下落幅が非常に小さいのです。
当時のPRSシグナルを振り返ってみたのですが、このときは株式も債券もかなり市況が悪化していて、リートクラスのみBUYシグナルとなっていました。
結局リートクラスも12月にやや下げたのですが、株式はそれ以上の下げを記録していたため、結果的に大きな損失を回避できていたのです。
2019年8月も同様に、セゾンとひふみはマイナス圏だったにも関わらずPRSだけがプラスリターンを維持していました。
これが、PRSの平均利回りが他よりも高くなっていた要因かと思われます。
投資全体の成績
全体の月次運用利回り(セゾンGBF・ひふみ投信・PRSの合計)と、投資総額から見たトータルリターン(運用損益)のグラフです。
2019年10月末の時点で損益は+7.64%となっています。
また、運用利回りの投資全期間での平均は月次+1.00%(年率換算 12.7%)でした。
このグラフからも、昨年末の株価急落がダメージとなっているのが分かりますね。
それまでの運用益をすっかり吐き出してしまっています(苦笑。
今後の運用方針
投資を始めて4年目に突入し、(企業型確定拠出年金を除けば)投資額も200万円に迫ってきました。
また、結婚後に増額した普通口座での貯蓄もそれなりの残高になっていて、生活防衛資金としてはそろそろ十分かな、という水準にあります。
今後は金融資産全体に対する投資比率を少しずつ上げて、リスクが取れる環境があるうちに十分な規模で運用が行えるようにと計画しています。
もし子供ができたり、あるいはどちらかの親が倒れて介護が必要……などとなったら、それどころではなくなりますからね。
積立額の変更などがあれば、またこちらのブログで報告します。