PRS投資 月次シグナル(2020年2月末)

2020年2月末時点でのシグナルが確定したので公開します。

PRS投資については以下の記事を参照してください。

レラティブ・ストレングス投資の検証(3)
※こちらの記事に記載ミスがありました。  「平均リターン順位」の計算で「3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月単純移動平均」とあるのは、  正しくは「...

2020年2月末時点のシグナル

2020年2月末時点でのシグナルは以下のようになりました。

順位 クラス シグナル 加重平均リターン (参照銘柄)
1 先進国債券 BUY 3.34% (eMAXIS Slim 先進国債券インデックス)
2 新興国債券 SELL 2.19% (eMAXIS 新興国債券インデックス)
3 新興国株式 SELL 1.17% (eMAXIS Slim 新興国株式インデックス)
4 日本債券 BUY 0.50% (eMAXIS Slim 国内債券インデックス)
5 先進国株式 SELL -0.74% (eMAXIS Slim 先進国株式インデックス)
6 海外リート BUY -2.96% (ニッセイ グローバルリート インデックスファンド)
7 Jリート BUY -5.07% (ニッセイ Jリート インデックスファンド)
8 日本株式 SELL -6.71% (ニッセイ TOPIX インデックスファンド)

新型コロナウイルスがますます猛威を振るう中、株のチャートは下降を続けています。

一方でリスクを嫌ったマネーが債券市場に流れ込んでいるようで、株式とは対照的に値上がりしています。

上位1・2位ともに債券クラスですが、新興国債券はトレンドシグナルがSELLなので、今月は先進国債券のみを購入するトレードとなります。

世界的リスクオフの局面の向き合い方

今年に入ってから投資家にとって厳しい局面が続いています。

大きく評価損を抱えた方、損切りして資金を引き上げた方も多いでしょう。

このような状況では市場から資金を引き上げて、次の上昇相場まで待つしかないのでしょうか?

しかし「下がりきった底値を拾おう」としても、実際にそのタイミングを見極めるのはとても難しい(そしてそれを行動に移すのはさらに難しい)のもまた事実です。

PRS戦略は個人の主観や直感に頼らず、客観的な指標のみで売買を決定します。

今のように市場参加者が不安と恐怖に飲まれて大いに動揺しているときにこそ、指標に従って冷静に行動すべきではないかと考えています。

ただし、自信を持って行動するには、現在の投資法が本当に有効なものなのかを常に客観的に検証し続けることが大切です。

私も盲目的にならないよう、今後も勉強と検証を続けていきます。

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