各インデックスファンドの4月最終営業日の基準価額が出ましたので、4月末時点でのPRS投資シグナルを公開します。
PRS投資については以下の記事を参照してください。
※こちらの記事に記載ミスがありました。
「平均リターン順位」の計算で「3ヶ月/6ヶ月/12ヶ月単純移動平均」とあるのは、
正しくは「...
2018年4月末時点のシグナル
4月末時点でのシグナルは以下のようになりました。
順位 | クラス | シグナル | 加重平均リターン | (参照銘柄) |
---|---|---|---|---|
1 | Jリート | BUY | 2.75% | (ニッセイ Jリート インデックスファンド) |
2 | 日本株式 | BUY | 1.26% | (ニッセイ TOPIX インデックスファンド) |
3 | 日本債券 | BUY | 0.44% | (eMAXIS Slim 国内債券インデックス) |
4 | 新興国債券 | SELL | -0.28% | (eMAXIS 新興国債券インデックス) |
5 | 先進国債券 | BUY | -0.54% | (eMAXIS Slim 先進国債券インデックス) |
6 | 先進国株式 | BUY | -1.30% | (eMAXIS Slim 先進国株式インデックス) |
7 | 新興国株式 | SELL | -2.32% | (eMAXIS Slim 新興国株式インデックス) |
8 | 海外リート | SELL | -3.56% | (ニッセイ グローバルリート インデックスファンド) |
Jリートが、低いながらもプラスリターンを叩き出して1位をキープ。
先月2位だった日本債券クラスは国内株式に追い抜かれ、3位となりました。
よって、日本債券を売却して日本株式を再度購入するというトレードになります。
Jリートは去年まではパッとしない動きだったのですが、今年に入って少し強含んだ展開が続いています。
それでも、1月までの株式相場ほどはっきりとした上昇トレンドではないのですが、あるいは上昇が一服した感のある株式市場から退避した資金の一部が、リート市場に流れ込んでいるのかもしれません。
それにしては海外リートの値崩れっぷりが説明付きませんが……。
個人的には、やはり本命の株式クラスが元気になってくれるのが望ましいです。しかし、これからは少しリートの動きにも注目してみようと思います。
PRS投資はシグナルに機械的に従うという戦略ですが、経済や金融市場について勉強しなくていいということではありませんからね。