勝手バランスファンドを準備中

先日、松井証券の口座を開きました。

目的は、低コストインデックスファンドの積み立てのため。

現在はバランス型の

「セゾン・バンガード・グローバルバランスファンド」

を積み立てています。

各資産クラスのバランスも、運用方針も気に入ってはいるのですが、ファンド・オブ・ファンズ形式のためどうしてもコストが割高です。
(2017年5月末現在、信託報酬0.68%±0.03%)

しかし、世の中にあるインデックスファンドは低コスト競争が進んで、今や信託報酬0.2%台が当たり前になってきています。

それなら、各資産クラスの最安インデックスファンドを自分で組み合わせたほうが、コストを半分くらいに抑えられるんじゃないか?

そう思い始めて、ファンドの選定や口座開設の手続きをしているところです。

とりあえずこれを「勝手バランスファンド」と名付けました(適当)。

資産配分をどうするのか?

ただ、人間、いろいろ見ていると欲が出てくるもので。

「自分でアセットアロケーションを決められるのだから、より効率的でリターンが高くなる配分や積み立て法があるんじゃないか?」

とか、考え出してしまったのですよね。

まあ、投資初心者から中級者に進む途中のあるある、人生で言うところの中二病みたいなもんですかね……(笑)

いろいろシミュレーションした結果、アセットアロケーションについては、

「セゾン型・時価総額配分」

「eMAXIS型・均等配分」

も(未来予測性という意味では)大差ないという面白みも何もない結論に至っています。

いろんなインデックス投資家の皆さんがおっしゃっている

「ある程度分散されていれば細かい比率はほとんど結果に影響しない(=未来における有利不利の度合いはほとんど一緒)」

という言葉が少し理解できた気がしていて、これはこれでよかったかな、と。

まあ、こう言われても実感が湧かないと思うので、興味ある人はいろんな配分でシミュレーションしてみるといいですよ。

レラティブ・ストレングス投資ってなんだ?

で、いろんな投資ブログを読み漁っている内に、偶然

「レラティブ・ストレングス投資」

というのを知りました。

なんか胡散臭そうな名前ですが(笑)、無理やり訳すと「相対的上昇力投資」とでも言うんでしょうか。

上昇トレンドにある銘柄に投資して、下降トレンドに入ったら売却する。

その判断基準を主観や分析力によらず、直近1年間の基準価格推移から機械的・自動的に割り出して投資行動を行う。

と言うもののようです。

具体的な算出方法は市原ブログさんのサイトで解説しているので、興味がある方は見てみてください。

勝手バランスファンドを作ったら、割安になっているクラスを一時的に買い増したりしたいなーとは思っていたものの、明確な判断基準は考えていなくてわりとふんわり考えていました。

このレラティブ・ストレングス投資は、私がふんわり考えていたことを厳密かつ極端な形で実装したもの、という印象です。

ここまで頻繁に売買するとなると、もうインデックス投資とは呼べませんね。

ちょっと興味はあるので有効性を自分なりに検証してみようと思ってますが、どうなんでしょうね……

上記のブログではバックテストで凄まじいリターンが得られた、というように紹介されていますが、取り出した期間がたまたま良かった、というケースもありそうな気がします。

また、売買が頻繁だと売買手数料や税金の支払額も無視できなくなります。

この方法では投資額自体は小さくても、NISAの非課税枠なんかあっという間に使い切ってしまいそうですし。

iDeCoでの運用も事実上無理でしょう。

シミュレーションする場合は売買手数料や信託報酬、課税額も反映させて、いくつか期間のパターンも作って比較しないとダメそうです。

うまくデータが作れたら、またこちらで報告します。

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